労使トラブルは、対応を間違えると裁判にまで発展することがあります。 本セミナーでは、業界団体からの依頼で、経営者の皆様から良くご相談いただく労使トラブルについて、解決のポイントを分かりすく解説しました。 講演内容は下記の通りです。
「10の設例で学ぶ労使トラブル解決のための法律知識」について
1,良い人だと思って採用したのに見込みが無い。
(東京地裁平成27年 9月30日判決、東京地裁平成25年 3月29日判決の事例)
2,経歴詐称が判明したので、解雇したい。
(職歴、学歴、犯罪歴について)
3,病気がちで長期間休職する。
(主治医が「復職可」と判断している場合の対応、リハビリ出勤を認める場合の注意点、休職期間満了により解雇する場合の注意点など)
4,協調性に問題がある社員がいるので、辞めてもらいたい。
(大阪地裁平成 4年 9月 8日判決横浜地裁平成 3年 3月12日判決の事例)
5,上司や会社の悪口を言う従業員が許せない。
(東京地裁平成15年 9月22日判決、大阪地裁平成14年11月29日判決の事例)
6,勤務成績が不良なのに、改善がみられない。
(東京地裁平成11年10月15日判決、大阪地裁平成 3年11月29日判決の事例など)
7,基本給・賞与の減額に応じない。
(基本給と賞与の違い、賃金規定文例など)
8,残業代を請求されてしまった。
(残業代を請求された場合の会社側から反論、固定残業代を導入する場合の注意点など)
9,セクハラやパワハラをされたという申告があった。
(東京高裁平成17年4月20日判決など)
10、労働組合が結成され、団体交渉が申し入れられた。
(団体交渉の日時場所、団体交渉での暴言に対する対応など)
当日は多数の方にご参加いただきまして、ありがとうございました。